〈自分とは何者か〉
人間、この世に生きるのに何が一番必要かといえば、人生に対する考え方です。これを人生観という。生きていれば絶えず何事かが、陰に陽に自分の人生を脅かす。そのときに人生観があやふやだと、惨憺たる人生を歩むことになる。だから、確固とした、強固として動かざる人生観を持つことが必要なのだ。そのためには、何をおいても、先ず第一に「自分が何者か」ということがわからなければだめなんだ。
〈苦しむこと〉
一体現代の多くの人は、人間というものが苦しむことによって尊いものを認知し、尊いものを知り得てはじめて真に尊くなり得るのであるということを、知らないようである。
しかもそれが求めることより願い続けることから作為されるということを…。
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