〈毎朝、心から感謝する〉
先ず第一に、毎朝目覚めたら「今日もまた活きていたことを心から感謝する」ということを、今日一日の生命への出発の第一歩とすること。
大抵の人は、毎朝目覚めることを、何か当然のことであるかのように考えている。ところが何時なんどきどんなことで、自己の命が失われるかも知れない。また実際において、いつかは絶対に目覚めぬ永久の眠りにはいってしまうときがくる…-という一大事を考えると、毎朝目覚めた時、自分の活きていたことを直感して刹那、限りない感謝を感じない
ではいられないと思う。
〈人生の主人公〉
二度と生まれ変わることのできない人生に生きているこの刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。
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