〈自分の蒔いた種〉
すべての人生の出来事は偶然に生じたものじゃありません。アクシデント(事故)というものは、自己が知る、知らないとを問わず、必ず自己が蒔いた種に花が咲き、実がなったんです。
「活きる心構え」というものに正しい自覚が、そして反省が、常に油断なく行われていないで生きると、ぜんぜん自分が気のつかないような悪い種を、健康的にも運命的な方面にも蒔いてしまうんです。
(だ~れのせいでもありゃしない。みんなわたしのせいなのさ。)
〈本当の幸福〉
本当の幸福とは、自分の心が感じている、平安の状態をいうのだ。
幸福は向こうから飛び込んで来るのではない。自分の心が幸福を呼ばなければ、幸福は来やしない。
だから、現在の生活の状態、境遇、環境、職業、何もかも一切のすべてを、心の底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、その人は本当に幸福なのである。
(青い鳥のたとえは、他所に青い鳥という幸せを探しに行ったものの、見つからず、家に帰りついてみたらそこにいた。というものですよね。思い出してください。)
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