心の在り方を教え説いた法句経という教えがあり、
その中の五十番というのが
いつも私を怒りや恨みから救ってくれます。
『他人の邪曲(ヨコシマ)を観るなかれ。
他人のこれをなし、
かれの何をなさざるを観るなかれ。
ただおのれの何をなし
何をなさざりしを想うべし』
他人のすることばかり観ないで自分が何をなし、
何をしなかったかに想いをはせなさい。
と言っております。
私は他人のすることを見張り、
いたらなさに舌打ちすることが多いので
いつもイライラしなければなりません。
そんなとき「他人を観るな」と
冷静さを取り戻すことが出来る言葉です。
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